PAD AQUEOUS Rev.B試聴記

使用機器
  CDP:MF A2CD(AC CABLE:AURALSYMPHONICS ML-ESPRESSO)
  LINE CABLE1:MIT MI330PLUS
  PREAMP:LUXMAN L-505s2(AC CABLE:WIREWORLD ERP)
  LINE CABLE2:VandenHul VDH-T315S
  MAINAMP:JEFFROWLAND MODEL6(AC CABLE:付属品)
  SP CABLE:AUDIOCRAFT ULX
  SP:SONUSFABER CONCERTINO
  タップ:CHIKUMA CPS-23MK2-CL(AC CABLE:AURALSYMPHONICS ML-ESPRESSO)
  壁コン:WATTaGATE381

試聴方法
  LINE CABLE2をPAD AQUEOUSと交換する

試聴結果
  もともと、エントリークラスのケーブルとの交換で比較するのが問題ではあるのだが・・・(^^;
  ケーブルから混入するノイズは明らかに低下、交換前は別ブレーカー接続の他の機器(エアコン・蛍光灯等)のノイズが
  ブツブツと驚くほどの大きさで混入してきた。交換後、これらノイズの混入は感じられない。又は拡散して(?)気付かない。
  音の濃さは、バンデンハルとの差はあまり感じられない、以外と健闘している。
  音質・解像度・繊細感は全てアクエアスの大差勝ちは順当か。以下、アクエアスに関しての感想を記す。
  全ての音を色濃く描き出す感じがする、色にはクッキリとした輪郭が有り、メリハリがある。
  ただ、この輪郭がやっかいで、声の芯音以外、声の響き(倍音)の部分をブツリと切り分ける、輪郭内の響きは濃い芯音に置き換えられ、
  輪郭外の響きはやや頼りない。滑らかな声の響きを聴きたい者にはこの段差は耐えられないかもしれない。
  ただし、J−POP等のコンプレッサーをかけられた声を聴きたい場合には、いっそう声のエッジが強調され好結果となる。
  オーディオ機器で聴く場合、他の楽器に声が埋もれて聞き難い場合が多いが、輪郭が強いが故分離され聴きやすい方向となる。
  またボーカル域の張り出しが強い為、いっそうJ−POPにはよい。
  艶という面では普通ぐらい、ピアノ・ギターなどの艶は強力には感じられない、ただし程々にはある。
  音質は、どちらかと言えば固い、ただし、適度に輪郭に丸みを感じる事・乾き感が無い為、聴きやすい。
  解像度は、特別には高く無いが十分、ボーカルとコーラスを分離までは出来ないが溶け合う美しさはある。
  繊細感は、やや荒め方向か?粒子はかなり小さいのだが、荒さを感じる。
  定位は、良好、ボーカルの口が小さくなる、楽器の位置なども特定しやすい。

試聴後記
  このケーブルは今まで使って来た物と比べると、全てにおいて1ランク上の印象がある。ただし、これが自然か?と聞かれればNoとしか
  言えない。演出上手なケーブル?と聞かれればYesである。音の濃さは特に好感が持てる。唯一気に入らない点、声の輪郭であるが、
  これは機器を変更する事で解消した。このケーブルの特性としては、輪郭は持つが、そこまではきつくないが妥当な評価かもしれない。
  とにかく、HIFI派には、おすすめ出来ない逸品であると思う。

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