青い鳥・・・現状編(爆)

先週の土曜日の事、予期せぬ来訪者が残していったCDP:MICROMEGA STAGE3を前に一人考えていた。
彼は遊びに来たら毎回気の利いた言葉で私の音を評価してくれるのだが、はたしてそれは本音だろうか?
今回は自分でもって楽しめない音だったのに、彼には楽しめる音だったのだろうか?
・・・私のスタイルはこうだ、例えそれがどんな音でも、例えばそれが私の嫌いな音でも、「困ったなぁ(笑)」と
思いながらも、持ち主の音の主張に「あぁ、この人はこの音が好きなのだ」と、その人の感性に聴き入って
しまう、当然意見を求められたり、誰かに感想を求められると、音のみにつき自分の好き嫌いを交えて少々
辛辣な意見を述べる事も有るが、その人の努力について否定するものは無い。
さてさて、そんな私だから「自分が楽しくない音が、他人が聴いて楽しいのか?」という疑問には「いや、楽しくない」と
いう結果しか導き出せないわけであり、今回は少々気が滅入った。

そんな事だから、彼が去った後私が考えるのは「どうすれば自分が楽しく聴ける音に近づけるか?」であり、
ガルネリ導入後、行った対策を おさらいしてみた。

初期状態
SPセッティング:畳直置き、聴感による内振り角度調整
ルームアコースティック調整:ASCチューブトラップ:concertino時代と同じ、SP後方から反射面を視聴位置に向け設置
                 :ミニソネックス:concertino時代と同じ、SP後方の角付近横壁に一枚ずつ貼り付け
SPジャンパー類:SPケーブルはウーハー側、付属ジャンパーバー使用し、自作ジャンパーケーブルを追加
電源ケーブル類:CDP(AS:黒蛇2号)、PREAMP(WW:SEP3+)、MAINAMP(S/A:HH3.5自作)
ラインケーブル類:CDP→PREAMP(PAD:aqueous)、PREAMP→MAINAMP(カーマ)、MAINAMP→SP(PAD:MIZUNOSEI)

最初に試したのはSPの畳直置きでは水平が出ないので、水平が出る様に板とゴムを使用してベースを作ってみた、
 これはある程度の水平が出なければ音場が滅茶苦茶になるので必須だと思った。
次に試したのはSPの内振り角度を正三角形となる様に調整してみた、
 この状態が一番音像が締まり、音場が自然に広がったので良いと思った、しかし少し伸びやかさに欠けるか?

ここまでの状態では私好みの音色や質感は維持されていた、が、SP上空の喧しさ、ボーカル付近の喧しさ見通しの悪さが残る。

次にSP後方の角(横・後・上)壁の横・後壁の部分にミニソネックスを貼ってみた、と同時に初期状態のミニソネックスを取り外した、
 SP上空の喧しさが解消された、少し奥に引っ込み気味だが?
次にチューブトラップを嵩上げしてみた、
 ボーカル付近の喧しさや見通しの悪さが強調されるだけで良い事は無かった、すぐ元に戻した。
次にCDPとPREAMPの電源ケーブルを入れ替えてみた、
 Hi-Fi的には良いが、音色が違う事と音場の狭さが気になり、元に戻した。

ここまでの状態では私好みの音色や質感は維持されていた、が、ボーカル付近の喧しさ見通しの悪さが残る。

次にSPの自作ジャンパーケーブルを取り外してみた、
 中高域のキツサが減少したが、減りすぎたので元に戻した。
次にSPの付属ジャンパーバーを取り外してみた、
 ボーカルが若干聴きやすくなったので、このままに。

ここでボーカルが聴きやすくなったのは良いが、喧しさ見通しの悪さの根本的な対策では無く密度が下がっただけな事に気付いていなかった。
そして音色や質感が大きく損なわれている事に気付いていなかった。

次にPREAMPの電源部にインシュレーターを敷いてみた、
 密度が上がった事に気を良くした。
次にASCチューブトラップの位置調整をした、
 密度が上がるポイントが有る事を発見した、しかし母親の乱入によりある程度の調整に終わる。
次にSPケーブルの端子タスキ掛けを試した、
 良くも悪くも無く、音場が多少スッキリしたかもとそのままに。

ここまでの状態では悪あがきの何ものでも無かった(笑)

次に初期状態の位置にミニソネックスを半枚ずつ貼ってみた、
 ボーカル付近の喧しさが十分では無いものの減少した。
次にSP間に鎮座するテレビの位置調整をしてみた、
 ボーカル付近の見通しの悪さが十分では無いものの減少した、テレビの位置調整は微妙な調整が必要か?

ここまでの状態で、結局好みの音色や質感が損なわれたままで、某氏の訪問を受ける。
ルームアコースティックは我慢出来る段階まで来たが、音色・質感が失われたままで私は聴いても面白く無かった。

結局残されたMICROMEGA STAGE3を元のA2CDに戻す気力が無く、悶々と自分が楽しめない原因を考えていた。
ここまで読み進んだ方々ならば何が原因か想像つくだろうが、私はこういう事を整理しない質なので、まさしく混沌と
したまま考え込むしか無かった。

ここで直感に頼る、正確には潜在意識の中に答えは存在しているのだろうが、それは自分にはわからない、
そう、ルームアコースティック以外の音色・質感を大きく損なった原因となったものを元に戻すのだ、
結局SPケーブルのタスキ掛けを止めウーハー側に接続し、付属ジャンパーバーを設置するのだ。

結果どうなったか?
現状の青い鳥は元に戻す事により存在したのだ(爆)
もちろん本当の青い鳥はまだ遠くにおり、沢山の微調整が必要なのだが、
聴いていて少しは楽しめる事となったのは非常にありがたい事だ。

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