高砂屋邸拘りシアター襲撃

先日訪問いただいたaudiolikeさんのお誘いで高砂屋邸シアターを襲撃する事となりました。
高砂屋さんと言えば知っている方は知っていると思いますが、非常に真面目で完成された文章を書くネット
上では有名な方で有ります、私は「生真面目な固い人間だったらどうしよう?」と少々戦慄を覚えながら一路
最寄りの駅へ・・・そこに現れたのは最近ボディビルに凝る少しシャイながらも体育会系の礼儀を持ち合わせる
好青年だった事に拍子抜けを感じながら彼の案内で襲撃は敢行されたので有りました。

視聴機器:

SACD/CD:SONY SCD-1
DVDV/CD:SONY DVP-S9000ES
DAC:BIRDLANDAUDIO Odeon-Lite
AMP:CLASSE CAP-150
SP:DYNAUDIO CONTOUR1.3SE
PROJECTOR:SONY VPL-VW10HT
SCREEN:MITSUBISHI SCR-F80

ユーザーレベルでは初めて聴くDYNAUDIOの音、興味津々で高砂屋さんのリファレンスを聴かせていただく、
送り出しはSCD-1アナログ出力、DVP-S9000ES→Odeon-Lite、SCD-1→Odeon-Liteの3パターンを最初に
試しました、

SCD-1アナログ出力は質感は良いし低域の重心の低さは申し分無いけれど中高域の艶が控えめで
また高域の伸びが穏やかで少し音楽のノリに乏しい感じがしました。

DVP-S9000ES→Odeon-Liteは音楽のノリは楽しくなるのですが質感や分解能が低く聴きようによっては喧しい、
私に取っては音が動き出した後よりも、音が動き出す瞬間の微妙な気配を聴き取れる事が音楽を楽しめる要素と
なっており、これが無いと後いくら楽しく音楽が鳴っていても駄目だったりします、極論すれば質感の低いのっぺり
した音が、それ自体の動き出す気配も伝えず混沌とした中から出て混沌の中に帰る様子は、その他のアイテム例
えば音場とか音像とかが優れていてもラジカセと変わらないと思ったり、また低域の軽さは一層その思いに拍車を
かけました、ま、これはSCD-1単体やSCD-1→Odeon-Liteの質感が良かった為に感じた事で有り、この時点で出
ていた音がラジカセレベルでは無い事は理解いただけていると思っております。

次に大本命のSCD-1→Odeon-Liteを試します、これは質感と音楽のノリがバランスされた素敵な音、質感だけで
言えばSCD-1単体の方が高いのですが音の強弱のメリハリがそれを打ち消す楽しさです、音が動き出す微妙な気
配も見えつつ有り低域も十分低く文句が有りません、先程まで例えばmp(混沌)|mf<fのクレッシェンドの現れ方を
していたのがmp<fのクレッシェンドという様にスムースに現れてくれる様になりました、mpの部分の一層の分離が
望まれるところですが、分離しすぎても音楽の楽しさ(溶け合う部分)がスポイルされてしまうわけですから、ここら辺は
非常に微妙ですよね、私達の喝采に高砂屋さんも気遣ってくれたのか、以後ピュアの視聴はこの接続で続ける事と
なりました。

出てきた音は現代オーディオ的スムース&ナチュラルな音調で所謂Hi-Fiの範疇に入ると思います、レンジも程々に
広く、その帯域内で特にピーク・ディップは感じられません、細かく言えば中高域に細かいピーク・ディップが有る感じ
がしますが気になる程で有りませんでした。音に特に癖は感じられませんが録音の粗を拡大する様な傾向が有って、
これが癖と言えば癖でしょうか、ま、録音に拠ってここまで音が変化するって事は素直に音を出しているとも言えます、
音調は私が訪問した中では「てーじ邸」の音に似ていると感じました、送り出しがソニーなので、その音調が出たとも
考えられます、音場も音像もソフトに拠ってかなりの出方の違いが有ります、音場は非常に広い表現が出来ますが、
音像が明確な輪郭を伴って出てくる事は有りませんでした、どちらかと言えば空間に溶け込ませる傾向です、ディナの
ユニットらしい艶も出てきますし、私としては文句無しに良いとの評価が出来ます、気になるところとしては5.1ch調の
音の軽さが少し見え隠れするぐらいでしょうか、ここはもう少し体重の乗りが欲しいところですが好みの問題も有ります
のでね。

高砂屋さんはアンプの駆動力に少し不満を抱いているとの話でしたが、初視聴の私にとって、このバランスなら特に不満は
感じられませんでした、ただ思ったのはこの方向で進むとしたら、現代のトレンドで有りお金をかければいくらでも上が存在する
世界で有りますので「正直どうするのだろうか?」と要らぬ心配をしてみたり(^^;;;

この方向のオーディオは初めに進まないと決めた事もあり他者の音を聴いて楽しめるのは出来ますが、「評価しろ」と言われると
非常に困ったりするのですが・・・私の表現力ではこれで精一杯です(爆)

次にビジュアルの視聴に移ります、しかし残念ながら私は根っからのテレビっ子でプロジェクターを所有した事も無ければ
所有する事も考えた事すら無い門外漢なので詳しい話は出来ません、、が、私が視聴した方々に比べて気付いた事を
書いてみます、色はやはりソニー(爆) いくら濃くしても、どこかアッサリとした印象が感じられます、これは私が所有する
テレビやDVデッキにあい通じるものが有りますね、シャープネス・コントラストの方は強調せず階調やボケを自然な感じで
引き出している感じがします、もっとも私はテレビっ子なのでシャープネス・コントラストがビシバシ効いた画の方が好き
なのですが、プロジェクターでこれをやりすぎたら長時間の視聴は正直辛いかもしれませんね(笑)

最後に、訪問に際しまして飛び入り参加を快く引き受けていただき、そして御手数ながら当日は色々かまっていただき
高砂屋さん本当に有り難う御座いました!
機会が有れば当方にも遊びに来て下さい、違った方向の音楽が聴けると思いますよ(^^)

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