オーディオって何だ?

昨年夏よりオーディオをはなれる事が多い、
物理的な時間の問題や、ガチンコで対峙出来ない精神的な問題も有るのだが。
しばらく時間を置いて考えてみると、
今まで気に入った音楽には出会った事は有るが、気に入った音に出会った事が無い事に気付く。
大阪日本橋の各ショップに足を運ぶ事も有る、
S/N比も良く透明感が有り輪郭もしっかりしていて、一般に言って「良い音なんだろうなぁ」と想像する。
帰ってきてマイシステムと対峙する、
ショップに比べりゃS/N比も悪く透明感も無く輪郭もふやけている、だけど、こちらの方が気に入ってしまうのが始末に困る。
ショップの音が綺麗に舗装された道路だとすれば、家の音は草ボーボーだ、
自分でも認識しているし、最近少しは知識が付いてきて、何を変えれば綺麗に舗装出来るのかも予想出来る。
しかし自分には、この綺麗に舗装された道路は必要なのだろうか?
今、この時点ではいらないと思う、手入れはされているが田畑の畦道の様に路肩には雑草が生い茂る土の匂いがする道が欲しいと思う。

オーディオショップを"ひやかして"いると、たまに機器の試聴に出くわす事が有る、
悪く言えば「野次馬」、良く言えば「ギャラリー」の立場で何も言わず音の変化に耳を傾ける。
ま、そうしていると店員と客の会話も嫌でも耳に入って来るわけだが、
これがまた考えさせられる。
例えばA機器では少し固い薄い音が鳴っている、B機器ではそれより柔らかく厚く感じるかもしれない音が鳴り出す、
私の耳には「雑音成分がムアッと広がっただけで芯音は厚くなってないな」と感じる、
が、店員は「値段なりに厚みが違いますね」と言い、客は「なるほど全然違いますね」と納得する。
ここで私は世間一般に言えば「音が厚い」とは、こういう事を指すのだなと勉強する。

今度、ガチンコでオーディオを趣味にしているMaestro邸を訪問する、
正直ガチンコでやっている人の音を聴くのは初めてだったりするのだが今から楽しみである。
メモとペンは用意していかなければなるまい、ショップで聴く様な上っ面な音では無い事は確かだろうから。。。
後日ケロあばら屋の訪問を受けるが、一つ忠告しておかなければなるまい・・・
「防寒装備はしっかりと!」
この前、この冬一番の近畿の冷え込みに体が耐えきれず40度もの高熱を発する羽目になったのだから。
寒すぎる。。。

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