今滝真理子/Cheap Chic

| あれが甘いなら、これも十分甘いでしょう(^^; 全域にわたって滑らかではありませんが、滑らかで甘いポイントはあります。 J-POPなりの録音さえしていなければ、鑑賞に耐えるテクニックもあります。 そんじょそこらのJ-POP録音に比べればボーカルは聴き易いです。 声はハスキー寄りですが、高域でパワーをかけると滑らかなポイントに入ります。 これを鼻にかけて声を絞る時、何とも言えない甘さがあります。 弱音部で声を抜く場合少しザラつくのですが、 ほのかな甘さがある為、私好みになっております。 時折力む部分は耳につくのですが聴き慣れれば こういうやり方もアリかなと思ってしまいます。 このアルバムの歌詞は総括すると三十路女のあがきとラブソングなのですが、 年齢なりにしっとりとしたラブソングを聴かせてくれます。 私的には4曲目の「夏の終わりに」という別れの詩が背中にゾクゾクと。 別れのシーンを晩夏の涼しげな夜明けに甘く切なく綴っていきます 悔恨の思いと、ちっぽけな意地と、「もしも」があったなら・・・。 全編分かり易い良い歌詞だと思います。 曲としてはアコースティックギターの印象が強いのですが 電気楽器もJ-POPらしくきっちり使用されています。 色々趣向をこらしていますがやりすぎな部分もあります。 J-POPにしては聴き易いのですが、電気楽器の影響か雑然と感じます。 ギター1本だけで聴いてみたいですね。 「シアン」は評価無しとしたのですが、 手抜きという感もありますので評価してみました。 「シアン」よりも曲の感じが軽く、聴き易いです。 今滝真理子を聴くならここからですね(^^) |